大阪の花火は、競わず「支え合う」。
お互いの想いについて
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お互いの花火の「ここがすごい」と思うところは?
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なぜ大阪の花火大会どうしでつながろうと思ったのか?
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これからの大阪の花火文化に必要なことはなんですか?
佛願:それぞれみんなすごいところあると思うんですよね。なぜ大阪の花火大会同士で繋がろうと思ったかは、ここみんな(自分のところだけでは)足りへんからと思う。手を取り合ってやっぱり繋がっていかんと。
井關・倉垣:繋がれる。うん。
佛願:これ多分、イベント屋さん同士やったら、多分繋がらへんですね、ただのほんまにお金儲けのためだったら。(繋がれてるのは)儲けてないから、ってこと。結局は……。
井關:(儲けるのは)下手くそ!俺らは「金儲けじゃない」とか言いながら、金儲け下手なだけっていう(笑)。
倉垣:そう。
佛願:「これからの大阪の花火文化に必要なことは何ですか?」
井關:めっちゃ難しいですね。
倉垣:「気持ち」ちゃうかな。もう「お金いらん?」(と言われたら?)いや、欲しいよ、そら欲しいけども。それを、「後からついてきたらええわ」じゃないけども。
佛願:うん。
倉垣:とりあえず「頑張って、花火をみんな見てもらえたらええわ」っていうので満足。この「支え合ってる文化」を文化にしたいですよね。花火にこだわらなく、他のイベントとかでも同じ大阪なんやし、みたいな。思いますけどね。
佛願:どうなんやろね、他の地域ってこういう花火大会同士の連携みたいなのやってるんかな?
井關:わかんない。大体の地域では、行政がやってる、青年会議所がやってる、商工会がやってるとか、もしくはイベント屋。
倉垣:そうですね。
佛願:「花火大会を復活させた市民グループ」っていうのが、少ないね。
井關:で、ひょんなことでね。我々の開始時期も近いですしね。
佛願:そうですね。大体10〜12年前ぐらいでね。

第10回記念大会を迎えるりんくう花火へのエールをお願いします
佛願:今回「10回記念大会」なんですよ。
井關:おぉ!僕がね、やっぱ1番思うのは、もう「ご安全に」。これは、僕らでもメンバーにすごくもう毎年言ってるのが、何回もやってたら慣れてくるじゃないですか。で、「慣れてきて去年も行けたし今年もこれで行こう」ていうのが絶対事故につがるもなので。これは僕らだけじゃなくて僕らが卒業した後もこの文化、絶対残していくべきやと思うんで「慣れた頃にも初心!」。僕らの中でやっぱり事故が起きたら絶対悲しいし、事故が起きないっていうのはもうこれはもう大前提で行きたいんで、今年も「事故ゼロ」で是非行ってください。頑張ってください。
倉垣:この後に何を?(全部言いたいことを言われてしまった様子)いや、難しい(笑)。でもなんかね、僕りんくうさんすごいなと思うのは、中止とかになってるじゃないですか。延期とかなんか1回(流れが)切れちゃってもう1回やるのってめっちゃ大変やと思うんですよ。
佛願:うん、大変よ。
倉垣:だからなんか、そこを乗り越えての10回記念っていうのが本当にすごい、今回思いの詰まった10回になるんだろうなと思うので。あの…会場で汗水めっちゃ垂らすので「ご安全に」!
井關:「ご安全に!」
佛願:ありがとうございます!

今後の展望は?
〜それぞれ考えている 今後こうしてきたいイベントの姿〜
佛願:それぞれ考えている 今後こうしてきたいイベントの姿ってあります?
倉垣:あります。あります。なんか、ひがよど祭りはこう…「水都祭」の復活っていうのをやっぱりテーマになってきて。なんか水都祭やから応援してくれてる人ら、いっぱいいるんですけど。
井關:うん。
倉垣:直近、イベント名を「水都祭」に…変更しようかと。
佛願:おお!!
井關:すご。
倉垣:ほんまにちゃんとした花火大会っていうところに持っていこうと今、動いてまして。
井關:うん。うん。
倉垣:だから花火大会としてちゃんと僕らも胸張って「花火メインのお祭りです」って言えるようにしていこうとしてます。
佛願:すごい。これ予算規模とか来場者数とかも…。
倉垣:だからぐっと、増えます。しっかりしていかないかんので、今。だからその土台をしっかり固めていって、っていうような。
佛願:めっちゃ大変ですね。
倉垣:めっちゃ大変や。
佛願・倉垣:ご安全に(笑)。
井關:それ最もです!そう、僕はそうですね、新しく入ってくるメンバーにこのくらわんか花火大会を何でやってるかとか説明するのに、絶対に伝えてることが2つあって。これ1個目がさっき言ってた、「安全」。もうこれを一番軸に持ってきてるので、何か意思決定する時は、安全かどうかっていうのを意思決定の基準に持ってきてますと。A・Bがあるとして、Aの方が楽しいからAをやるではなくて。考えた上で「どっちが安全か」みたいなところを基準にまずは持ってきたいなっていうのがあって。
倉垣:まぁねぇ。
井關:これはもう10回目だろうが100年目だろうが多分これって揺るぎないもので、やっぱり過去には花火大会で事故があって、亡くなられた方のあるお祭りってあるじゃないですか。
倉垣:ありますねぇ。
井關:これってやっぱりね、僕ヒューマンエラーが多かったんじゃないかなと思うので、初心を忘れずにそれをすることで安全に開催するってのは、もう非常に重要かなと思ってる。これはどこまで行ってもベターですけども、安全っていうのがやっぱり1番で。もう1つは、継続、これがテーマになってるんですよね。今年、今この瞬間、花火が綺麗だったねっていうものも作るのはもちろんなんですけども、5年10年やってる花火大会と第200回続いている花火大会ってやっぱり、町のことに対する熱狂って違うと思うんですよ。で、分かりやすいのは、大阪は「だんじり」とか、あとは「ねぶた祭り」とか「阿波おどり」とか。町の歴史伝統文化になってる催しって、その町に住んでる人がそのことを愛してそこに住み続ける理由みたいになっていくので。
倉垣:確かに。
井關:僕らがやっていく理由っていうのはこの町のアイデンティティにしていきたい。歴史伝統文化にしていきたい。で、それがあるからこそ、その町に住み続けたりそこで働き続けるみたいな、町と花火っていうのが1つになって、その町にあり続けるみたいなことを目指しながら作っていきたいなと。
倉垣:「くらわんかって」ね、元々はそういう拠点あれですよね。
井關:そう、「宿場町」として。
佛願:素晴らしいです。

佛願:今後の展望…とりあえず、こうしていきたいっていうのは、僕的に「花火やから、花火の規模を大きくしたい」っていうのはあるんやけども…。
井關:うんうんうんうん。
佛願:そこを背伸びしても…っていう部分がすごい葛藤で。花火がすごかったら、見に来てくれる人もそらすごいし、チケットも売れるし、ていう部分はあるんやけども、他に何か違う形で?人を集めれることもできるんじゃないかなという。
倉垣:確かに。
井關:悩んでます(笑)?
佛願:悩んで……。
全員:(笑)
倉垣:でももうほぼ1ヶ月後に(りんくう花火が開催)なのでね、先のことよりまず今のっていうのあるでしょうね。
佛願:そうですね。今後こうしてしていきたい…ですよね。まず「子供に夢を」ていう理念。あとは「安全」。やっぱり、言うてたように花火が中心の町じゃないですけど、大阪って、いろんな(催しが)あると思うんですよね。時期、時期の、だんじりであったり。だから、りんくうでも花火っていうのを中心にできたらなっていう。
井關:うん。
佛願:新潟の片貝とかでも「成人の祝い」とかで花火やったりとか、もう還暦で花火あげたりとか、街を興して。大曲がりももちろん、年中花火が上がってて。そこまでとは言えへんけども、1年の中心で「花火あるから仕事頑張ろう」「勉強を頑張ってそういう花火を見に行きたい!」ていう、市民のみんなが……って、上手いこと言われへんけど。
全員:爆笑。
佛願:そんなかんじです。とりあえず用意してきたお題は以上になります。

井關:なんか子供に向けたメッセージみたいなのないですか?りんくうさんって「子供」ってすごいテーマの一つに大きくあるんかなって。
倉垣:実行委員とかも「子供実行員」みたいな。
佛願:KIDSJOB(キッズジョブ)、職業体験のことですね。やっぱり、子供に大人が何かを頑張っているっていう姿を花火の活動を通じて見せたいんですけども。うまいことね、見せれたらいいかなっていう。
井關:僕がやってる中で当時花火大会まだやれてない頃に、この「絶対できない」とか「お金が集まらない」みたいなこと言われたんですけど、結局、今になって思うのは、それを言ってた人たちって花火大会を作ったことがない人たち。
佛願:そうそうそう!
井關:やったことない人って結局、否定的になるんだなっていうのは思うので。夢を追いかけてる子とかは是非やってほしいなと思うのは、この「夢を実現してる人に接触する」こと。
佛願:そう!
井關:そしたら、ポジティブな言葉が返ってくると思うんですよ。で、ポジティブな言葉返ってきたら、あ、こうやったらいいんだみたいなんで、前に進んでいくって夢に近づいていくなって思うんで。僕らはそれを花火で表現したいなと思ってるんで。このやってもないことを無理だっていうのを言いたくないなと。
倉垣:確かに。
井關:子供たちが「今から大谷翔平になるんだ!」みたいなことを言っても「いやいや大谷翔平になんかなれへんで」っていう大人は多分変じゃないですか?だって(大谷翔平のような大人に成長する子が)出てくるかもわからんから。それを大人たちが言わないことで、そういう夢をチャレンジする子供たちが育つ町にしたいな、と思いますね。
倉垣:ですねぇ。
井關:でもそれはね、多分、共通してると思うんですね。
佛願:うん。
井關:困難を乗り越えて、それを子供たちが背中を見て、みたいなところは絶対一緒なんで、それについては手を繋いで、大阪にそういう子供たちを増やして行きたいなぁってことでね。
倉垣:確かに。
佛願:手が足りないから、やっぱりね。
井關:そうですね。
佛願:足りてたらもう「別に1人でできるよ!」やけど。うん。やっぱりそこの欠けてる部分をみんなでいくっていうのでチームっていうのができていくやろうし。
井關:だから、「大阪を花火の町」に。
倉垣:僕らの力でね!確かに。
佛願:そうですね!ありがとうございます、今日は。
かつてこの街から消えた花火。 今、大阪各地で「市民の力」による復活の火が灯っています。
2026年6月6日、りんくう花火は復活からついに10回目の開催を迎えます。
この節目に、枚方の「くらわんか花火」事務所へ志を同じくする3人のリーダーが集結しました。 彼らが見据えるのは利益ではなく、20年、30年先の子どもたちに繋ぐ「故郷の夜空」です。
規模や場所は違えど、根底にあるのは「市民による復活」への矜持。 イベンターには真似できない、温度のある市民花火の舞台裏と、未来への覚悟を紐解きます。
参加者
【ゲスト】照らせ!ひがよど祭り 実行委員長:倉垣 勝史
【ゲスト】水都くらわんか花火大会 代表理事:井關 拓史
りんくう花火実行委員会 実行委員長:佛願 真浩
【前編はこちら】
参加者
【ゲスト】照らせ!ひがよど祭り 実行委員長:倉垣 勝史
【ゲスト】水都くらわんか花火大会 代表理事:井關 拓史
りんくう花火実行委員会 実行委員長:佛願 真浩
Special
スペシャルコンテンツ「りんくう花火10回記念大会Special対談」vol.1

ひがよど×くらわんか×りんくう
消えた花火を、再びこの街の誇りに。
〜市民花火三団体代表たちが語る、次世代への決意〜<後編>
りんくう花火(ENJOY!りんくう)
次回の開催日 2026年6月6日(土)
場所 泉佐野市りんくうマーブルビーチ / りんくうプレミアム・アウトレット シーサイドパーク
2026年で第10回を迎える、「子どもに笑顔を」をテーマにした本格的な花火大会です。日本の夕日百選に選ばれたビーチや関空を望む絶好のロケーションで、日本一多くの「スマイル花火」が夜空を彩ります。
水都くらわんか花火大会
かつて淀川で行われていた歴史的な花火を復活させ、枚方・高槻の両岸で開催。前年度に生まれた子どもの数だけ花火を打ち上げるという、命の輝きと地域の未来を祝うコンセプトが多くの共感を呼んでいます。
照らせ!ひがよど祭り
東淀川区を盛り上げるため、住民有志が手作りで作り上げるお祭りです。「照らせ!」の言葉通り、夜空に咲く花火とエコ灯ろうが地域の人々の心を明るく灯し、世代を超えた交流の場を創出しています。

